スペインといえばフラメンコと出てくるくらい、スペインを代表するダンスであるフラメンコ。
バルセロナで、フラメンコを見てきました。
こちらは、建物の外観です。
フラメンコが始まるのは夜の19時頃だったので、辺りは暗くなっていました。
会場に入ってみると、建物内は大理石で作られたようなフローリングに赤い絨毯が敷かれ、重厚な雰囲気がただよっていました。
ダンスが行われるホールの装飾も細部まで繊細な装飾が施され、頭上にはステンドグラスが美しく輝いています。
とっても豪華絢爛で、ダンスが始まる前から、わくわくしていました。
調べてみると、このカタルーニャ音楽堂は有名な建築家に建てられたもので、世界遺産だそうです。
写真を見ると、装飾がいかに繊細かが伝わると思います。
世界遺産も納得の美しさです。
ダンスの所要時間は2時間ほどでした。
2時間と聞くと非常に長いと感じる方も多いと思います。
しかし、3つのテイストの音楽で構成されています。
私が行ったときには、アフリカン音楽に合わせて踊るプログラムも含まれていました。
斬新だなと思い、よく印象に残っています。
音楽が変わるごとに、衣装や踊りにも違いがあり、雰囲気がガラッと変わります。
そのため、始終退屈することなく楽しく見ることができました。
ダンスは、キレッキレでパワーを感じるのに、しなやかで、美しい。
生で見る迫力が最高でした!
このダンス自体も素晴らしかったのですが、私が一番感動したのは、ダンスではなく…
フラメンコのバックグラウンドの生演奏が最高でした!
よくよく考えてみると、この場所は音楽堂。
音楽が一番きれいに聞こえるように、設計されているのです。
もともとクラシック音楽などには微塵も興味が無かった私ですが、気づいたら繊細な楽器の音色に心を奪われていました。
特に、儚げで優しいフルートの音が素敵でした。
心の琴線に触れたのか、感動のあまり涙がほろりと出てきてしまったほどでした。
そして、これがきっかけで、一ヶ月後には、ウィーンにウィーンフィルを聞きに行ってきてしまいました!笑
というわけで、次回の記事はウィーンフィルの魅力をお伝えします。
クラシック音楽には全く興味が無かった数カ月前の私を考えると、信じられない変わりぶりです!笑
バルセロナでのフラメンコ。
素敵な生演奏も情熱的なダンスも、一度に二つ楽しめるところが良かったです。