日本と比較するととてもお得だけれど、
東南アジアでタクシーを利用するのは少し不安(-_-;)
という方はきっと多いですよね。
今回は東南アジアでタクシーを利用した際に実際に起きた体験談について綴りたいと思います。
東南アジアでも日本と同じようにタクシーが利用できます。
例えばタイのタクシーは日本のタクシーと比較しても見た目やサービスに大きな違いはありません。
様々な色をしたタクシーを見かけますが、
黄色と緑のタクシーは個人タクシー、その他黄色単色、ピンク、青などのタクシーは法人タクシー
というような区別がされているだけで、どちらが綺麗とか安全とかいうのは基本ありません。
国によって、例えばフィリピンでは、安全のために空港タクシーやホテルタクシーの利用が進められていますが、
それでもタクシーのトラブルは多く存在します。
★まず一つ目は
『タクシーの料金メーターを動かさない』
です。
よく聞きますが、本当によくあります。
「ごめん。メーター動かすの忘れてた。」
というようなことを言ってきたかと思うと
悪びれる様子もなく、正規料金の倍ほどを請求してきます。
旅慣れてない方は、
忘れていたなら仕方ないか…。
何か言って襲われたら怖い。
と思ってしまうかもしれませんが、
これは本当によくあるトラブルなのでタクシーに乗る際は、メーターの確認をお勧めします。
発車したのにメーターが止まっているようであれば、すぐに動かすようお願いしましょう。
よほどのことがない限り、応じてくれると思います。
本当に忘れてしまっているだけかもしれませんしね。
★二つ目が
『目的地に辿り着けない』
です。
目的地が分からないならはじめから言ってほしいと思うのですが、
結局目的地が分からない、たどり着けない、
というタクシーに出会ったことが何度かあります。
そのまま降ろしてくれるのであればまだいいのですが、
なぜか走った分の料金を請求されることが多いです(-_-;)
★三つ目が
『運転手の自宅に連れていかれる』
です。
これは本当に驚きました。
マレーシアのランカウイ島での出来事です。
そのとき私は翌日の早朝便に乗るための空港から近い安宿を探していました。
そのことを運転手に伝えると、
「空港の近くに泊まるなら、うちに来たらいいよ。朝空港まで送ってあげるから。」
と言ってきました。
東南アジア人のこういうやり取りは大体本気です(^^;
本当にただの親切な人かもしれないけど、
ラッキー!だなんてついて行っては駄目ですよ。
何度もはっきり断ったのですが、結局自宅まで連れてこられてしまい
その時は少し怖い思いをしました。
自分の慎重さと、はきはきものを言うところには
少し自信があったのですが、まだまだでしたね(^^;
どのトラブルもそうですが、
はっきりと自分の意志、相手のミスを伝えるのはとても大事です。
不当な請求だと思ったら、相手のミスだと思ったら
迷わずそう伝えましょう。
但し、言い方には気を付けたほうがいいと思います。
タクシーのぼったくりは、相手がわるいことがほとんどですが、
刺激させるような言い方は避けたほうが自分のためにもいいです。
タクシーは使い方を間違えなければ、とても便利なものです。
安全で快適な旅にしてくださいね。