みなさんこんにちはビアエスです。
今回は人民元についてお役立ちの情報をお伝えできればと思います。
何度も出張で中国を渡航している筆者から絶対に皆様にお伝えしたいことが「中国では両替ではなくキャッシングを利用すべき」だということです。
英語でもない中国でキャッシングをするのは中々難しいと感じると思いますが、この記事をご覧になれば簡単にできます。
では操作方法を見ていきましょう。
中国での現金調達方法
さて、上海虹橋駅(日本語)でCRH(高鉄)の切符が買えたので、お次は中国の通貨、人民元を調達します。
切符売り場の近くにあった銀行のATMです。
私の場合、中国ではキャッシュをあまり持たず、現地で人民元を調達します。
どうするかというとググればいろいろ出てくるので知ってる人も多いと思いますが、クレジットカードでキャッシングします。
- 現地でキャッシング
- 日本へ帰ってきてから一括繰り上げ返済する。
というやり方が換金率が一番いい方法です。
(日本へ帰ってすぐに繰り上げ返済しないと利息がつくので注意!)
キャッシングに利用できるクレジットカード
しかし、海外でキャッシングできるクレジットカードは限られているので、中国へ行く前に必ずクレジットカード会社に確認しておいてください。
ざっと調べてみても多くのクレジットカードが対応していることが分かります。
海外キャッシングに対応しているか、以外にもキャッシング枠の上限設定にも注意が必要です。海外キャッシングは国内のキャッシング枠よりも少なく設定されていることが多いので、必要であれば時間があるうちに引き上げの手続きをしましょう。
また、ATMによって使用できるブランドに差がある場合もございます。
VISAとマスターカードは海外の対応ATMを検索できますので、こちらからご確認ください。
VISAをお持ちの方はこちら
MasterCardをお持ちの方はこちら
ちなみに私が使用したVISAカードはこちらです。
たまたま、最初から海外キャッシングがついていたようです。
簡単にできるATMでのキャッシング
では、ここからキャッシングの方法を紹介しますね。使った銀行は中国のメガバンク、中国商工銀行です。
中国銀行もほぼやり方は同じで、他の銀行もだいたい同じようなやり方で引き出すことが可能です。
あわせて中国語のボタン表記の和訳も記載しておきますね。
手順1 クレジットカードを入れる。
カード挿入口にクレジットカードを挿入します。
手順2 暗証番号4ケタを入れる。
暗証番号4ケタを入力します。
中国の暗証番号は6ケタらしいのですが、商工銀行の場合は気にせず、そのまま4ケタを入れればOK。
次に下の10キーにある确认ボタンを押せば次の画面に進みます。
ワンポイント和訳
- 请输密码 → パスワードを入力してください。
- 确认 → 入力(ENTER)
手順3 引出し方法を選択する。
画像がボケててすみません。^^;
ここでは信用账户を選択します。
ワンポイント和訳
- 信用账户 → クレジットカード
- 储蓄账户 → 普通預金口座
次に取款ボタンを押します。
ワンポイント和訳
- 取款 → 引出し
手順4 引き出す金額を入力。
金額を入力して确认ボタンを押します。
1回あたり、3000元まで出金可能、100元単位で入力できます。
确认 → 入力(ENTER)
手順5 現金を受け取って、カードを戻す。
最後にお金を受け取ってカードを抜きます。
ワンポイント和訳
- 交易成功 → 取引完了
- 打印凭条 → 明細書発行
- 退卡 → 返却(カードを)
これで簡単に人民元をゲットすることができます。
基本的に中国語を理解していれば、日本のATMとそんなに変わりはないので簡単に引き出すことが可能です。
海外キャッシングの注意点
続いて、キャッシングを利用するうえでの注意点についてお伝えしますね。
といってもほとんど日本と変わらない部分も多いですが、海外特有の注意点もございます。しっかり確認して安全に安心してキャッシングできるようにしましょう。
絶対にすぐクレジットカードとお金を抜き取ること!
あたり前ですが、^^;
しかし最初のこの注意点こそ私が絶対にお伝えしたいことです。
クレジットカードを挿しっぱなしにしてるとセキュリティーで吸い込まれてしまいます。
これが結構短時間で吸い込まれます。(約30秒)
日本でキャッシングなんてほとんどしないので、日本の場合はよくわからないのですが、「クレジットカード セキュリティ 吸い込まれる」でググったら、ほとんど海外ATMのトラブルばかりです。
おそらく、海外でありがちなことなんだと思いますが、私の場合は、お金を数えてる時にカードを吸い込まれました。(笑)
確か、3000元(日本円で5万ぐらい)の引出しです。
結構なお金だったのでカードを挿しっぱなしで先にお金を数えてたら、スッと消えていきました。w
その後、警備員へつながるインターホンから片言の英語でいろいろ話してみたのですが、中国語しか通じず。
で、結局、セキュリティで吸い込まれたのだから悪用されることはないだろ、と割り切って諦めました。
その後、2週間ほど中国に滞在した後、日本へ帰ってからカードの紛失届を出し、新しいカードに切り替えました。何も悪用されてませんでした。
(〃´o`)=3 フゥ
お金を確認する前にクレジットカードを確認しろって感じですね。わたくし、現金主義ですので。
暗証番号は必ず確認してから
これも当たり前と言えば当たり前ですが、キャッシングには暗証番号が必ず必要です。
日頃、暗証番号ではなくサインで決済している人や、普段あまり使わないカードをキャッシング用に用意される方は必ず確認してから利用しましょう。
複数回間違えるとロックされてしまい、キャッシングできないうえにカード決済ができません。最悪の場合は帰国するまで解除できないことになってしまいます。
暗証番号は誰にも見られないように
こちらも当たり前ですね。基本的に海外は日本よりも治安が悪いと思ってよろしいかと思います。
横から、後ろからの覗きの対策だけでなく、隠しカメラがどこかにある可能性もありますので、撮影されていたとしても写らないように手で覆いながら入力しましょう。
夜間や人通りの少ない場所にあるATMは使わないように
上記のような犯罪は人通りの多い場所よりも少ない場所で起こります。基本的にATMは銀行や空港などの信頼できる場所で人通りの多い日中に利用するよう心がけましょう。
また、海外ではスキミング(カード情報を抜き取る犯罪)をするために、本物とそっくりのATMを設置する場合があります。
ATMから絶対に目を離さないように
離れるわけがないと思うでしょうか?でも例えば、お金を取り出す直前に肩を叩かれて話しかけられたら・・・?2人組の場合はその目を一瞬離したすきに現金を取られてしまう場合がございます。見るからに銀行員のような人に窓口まですぐに来てくれと言われたら?
絶対にATMから離れないように気をつけましょう。
取引明細書は忘れず持ち帰ろう
なにかトラブルがあったときにはそのATMを使用した証拠となります。
たとえ現地で気づかなかったとしても明細はとても重要な情報になります。
忘れず受け取るようにし、カードの請求時まで大切に保管しておきましょう。
繰り上げ返済を忘れずに
キャッシングと聞こえは良いですが、行っていることは借金です。計画的に利用し、しっかり返済しましょう。
一括で返済することで手数料がお得になります。1年間かけて返済してしまうと年率18%程度かかってしまうので、両替した方がお得です。
一括返済で手数料がさらに割り引かれる場合もございますので、確認しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ATMの使い方と注意点についてまとめてさせていただきました。中国の空港で両替を行うと50~60元+5%程度の手数料がかかってしまいます。
金額などによっても違いますが、多いと10%程度も、、、正直こんなのはばからしですね。
キャッシングの方が断然手数料が安い(4〜5分の1程度)のでぜひ、利用してみましょう。
ではでは、次回も中国旅は続きます。
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