リマへ向かう飛行機の中でのこと、隣に座ったリマ在住の外国人のおばさまが私たちにおすすめグルメを教えてくれました。
クイって食べたことある?絶対に食べてね、美味しいから」
すると近くのおじさんまでもが、クイ談義に花を咲かせ始めました。
クイとは何ぞや?と思い調べてみると…なんとネズミの仲間とのこと。
日本では絶対に出会えないグルメ、食べないと後悔すると思い、お店を探すことに。
マチュピチュに行く前に立ち寄ったクスコという街での自由時間に、クイに挑戦することに。
さすがは名物グルメ。
ペルーでは割とメジャーな食べ物らしく、お店も何軒かありました。
その中で、店内の雰囲気もよさげなお店を発見しました。
店内からは、南米に生息する動物であるビクーニャを眺めることができました。>
それだけでもペルー感を味わうことができます。
そして、待ちに待った料理の登場。
見てください!クイの姿焼き、このインパクト。
「切り分けてお召し上がりください」と店員さんから言われるも、切り分け方すら分からず…店員さんにお願いしてやってもらうことにしました。
味は鶏肉を硬くしたような…スパイスで臭みを取っているのでしょうが、独特の風味は隠せません。
揚げ物なのでかなり脂っこく感じました。
小骨も多くて、なかなか食べるのに苦労しました。
少量食べるには、美味しく感じるのでしょうが、何と言っても丸々一匹を2人で切り分けてもかなりの量でした。
付け合わせの野菜はとても美味しかったです。
ちなみに、こちらの人たちはこのスパイスの味付けが好きなようです。
他のホテルでアルパカのお肉を頂いた時もこの味付けでした。
なので、南米でお肉料理を注文する時には、味付けにご注意ください。
このスパイスはなかなか癖があって苦手な人もいると思いますよ。
この後、マチュピチュに向かう電車に乗るため、クスコからオリャンタイタンボ駅へ向かいました。
車での移動でしたが、山道の連続、標高は3000メートル以上、過酷な条件での移動でした。
一番標高の高いところで4000メートル近かったと思います。
そのため、私の相方は車に酔ってしまい、テンションはガタ落ちでした。
車に酔った原因は、乗る前に食べたクイだと、旅行中ずっと言っていました。
高地に慣れない体での食事になるので、あまり無理せず食べたほうがいいと思います。
高山病対策としても、満腹に食べることはよくないらしいです。
あとは水分補給。
一日2リットルは飲んだ方がいいと言われて水はたくさん飲んでいました。
そうすると、当たり前ですが、トイレが近くなるんですよね。
あまりキレイではないトイレが多い南米。
中にはドアが閉まらないとか、下が空いているとか、とにかく環境がよくない。
トイレを利用するにも、お金を払って利用するところがほとんどなのですが、それでも汚いし自分でバケツから水を汲んで流すというところもざらにありました。
そのあたりは覚悟して旅行されると良いと思います。