ウユニ塩湖に行ったら必ずやりたかったこと、それはトリック写真を撮ることです。
あたり一面が平で真っ白な世界が広がるウユニ塩湖では、それは面白いトリック写真が撮れることで有名です。
ガイドブックなどでその情報を知っていた私も日本にいるときから楽しみで楽しみで、家で予行演習までして旅行に挑んだくらいです。
しかし…私はウユニに着いた途端、高山病でダウン。
ウユニ塩湖で一番いい景色が見られるのは、塩湖の中心部分、一時間くらいは車で走らないとその場所には着きません。
トイレに籠ってしまうほどの体調の悪さのため、車での移動が不可能と判断し、ホテルでダウンしていた私はその景色には出会えませんでした。
ウユニ塩湖には、サボテンがたくさん生息している島があります。
このサボテン、大きいものだと3メートルくらいになるそうです。
ここはウユニ塩湖の中心部にあるインカワシ島というところ。
巨大なサボテンが無数に生えているところです。
この島のサボテンとも一緒に写真が撮りたかったのですが…。
残念すぎました。
相方にはたくさん写真を撮ってきてもらいましたが、ここまできて生で見られないのは悲しすぎました。
でもどうしてもトリック写真が撮りたい!
その思いを現地ガイドさんが組んでくれて、ダウンしていた翌日、動けるようになった私を連れて、本来なら予定になかった場所まで連れて行ってくれました。
リンゴに乗った私。
ペットボトルに乗る私。
この写真を撮るために、予定より早くホテルを出て塩湖が広がるところまで連れて行ってくれました。
もちろん追加料金なしで。現地ガイドさんに本当に感謝しています。
ちなみに、この後ウユニからラパスに飛行機に乗って戻ることになったのですが、飛行機がかなり遅れての出発になったため時間がかなり空いてしまいました。
こんなことなら、塩湖の中心まで行けたんじゃないかと残念でなりませんでした…。
ウユニには、飛行機移動のほかに高速バス移動がメジャーだそうです。
それには理由があって、飛行機の座席数が少ないためなかなか予約が取れないことがあるようです。
それもそのはず。
ウユニには小型飛行機しか来ることができないようです。
このサイズの飛行機のため荷物もかなり制限されます。
大型のスーツケースはもちろん無理でした。
そのため、小さいバッグに最低限の荷物を入れて、他の荷物はラパスのホテルに預かってもらっての旅となりました。
あとは現地調達。
といっても目立ったお店があるわけではなく小さい商店のようなところしかありませんでした。
意外と寒かったので私は手袋とセーターを購入しました。
アルパカの毛糸で編んであるものだったのでとても温かくて買って正解でした。
一度は行ってみたい絶景に選ばれているウユニ塩湖。
今回は本当に残念な結果になりましたが、必ずリベンジしたいと思います。