大人になってからやってみたいことというと、どんなことを思い浮かべるでしょう。
子供のころからの夢を叶えるなどはロマンティックですね。
今回は大人になって、それもずいぶん経ってから、やってみたいなと思うようになったことの一つを叶えてきた話です。
サンフランシスコに行ったら訪れたかった場所の一つに、ナパバレーのワイナリーがありました。
カリフォルニアワインの一大産地を形成するナパとソノマのワイナリー。
ナパバレーは大小400ほどのワイナリーがあるそうです。
今回はナパバレーの3カ所のワイナリーを1泊2日で巡ってきました。
ナパバレー地区に入るとワイン用ブドウの畑が目に入ってきます。
すでに収穫は終わっていて葉だけで、やや黄色に色づきはじめたようでした。
今回訪れたワイナリーは、それぞれサービスのスタイルが異なっていました。
一つ目は貯蔵庫を改装したであろう建物で、バースタイルでワインを試飲するというスタイル。
それぞれのワインの特徴や楽しみをソムリエが丁寧に説明してくれます。
建物までの道のりのガーデニングがきれいで、創業当初の様子なども一部再現されていました。
初ワイナリーで意気揚々と乗り込みましたが、ワイン造りの工程などは全く見ることができす、少し拍子抜けでした。
次に訪れたのはツアーガイドに従って工場内見学をするスタイル。
今回はスパークリングワインの醸造の回でした。
敷地内を移動しながら工程を順番に説明してもらいます。
そのあとで、テラスで今回見学したワインを含めた数種類の試飲やそれに合うおつまみをいただきました。
工場巡りはゆっくりとでき、ワインはもちろん、ワインオープナーなどのお土産もいろいろあり見どころがいっぱいでした。
最後に訪れたのは、非常に大きなワイナリー。
敷地内はまず駐車場から母屋までロープウェイで移動するのに驚きました。
とはいえ、ワイン畑の上を空中散歩できとても楽しい経験です。
ワイナリー内は、オリエンテーリングのようなスタイルでガイドは付きません。
ワイングラスを持って自分たちで順路を巡るスタイルです。
醸造工程などを見て回りながら、途中のチェックポイントのような場所でワインを試飲します。
それぞれ異なるワインがあり、スタッフが説明してくれます。
テラスがあり高台からの景観を楽しみながら、いろいろなワインが味わえました。
このワイナリーは試飲というレベルでないくらい注ぎっぷりがよかったのもほかの二つのワイナリーとは違う点です。
お土産もワイン以外におつまみやオリジナルグッズがありました。
個人でワイナリーを訪れるのには予約が必須です。
パソコンからはもちろん、スマートフォンからも容易にでき、予約完了の画面をスタッフに見せるとスムーズに入場できます。
今回訪米直前にナパバレーに行こうと決めたので、有名なワイナリーはウエディングパーティーなどで貸し切られていて入れなかったことが心残りです。
次回は早めに計画を立て、行けなかったワイナリーも訪れてみたいものです。
ワイナリーによってサービスのスタイルがさまざまですので違いも楽しみたいですね!