誰もが一度は行ってみたいと口にするほど有名なマチュピチュ遺跡。
そんなマチュピチュの楽しみ方として、ワイナピチュ登山をオススメします。
ワイナピチュはマチュピチュの写真を見ると必ず写っている山です。
右側にある鋭い山です。
この山に登るため、私たちはまだ薄暗い朝5時半くらいにホテルを出てマチュピチュに行くバスに乗り込みました。
このバス、とても混むんです。
バス停には朝早いにも関わらず長蛇の列が。
みんな考えることは一緒で朝一番のご来光をマチュピチュで見たいという思いでこんなに早く出かけているんですね。
マチュピチュ遺跡まではかなりクネクネと坂道を登って行きます。
この道は、マチュピチュの発見者の名前をとって、「ハイラン・ビンガム・ロード」というそうです。
バスの中から外を見てみると、歩いている人もちらほらいました。
話によると、マチュピチュ村からマチュピチュへは歩いてでも行くことは可能ですがかなり時間がかかるそうです。
大体8キロくらいあるそうなのでさすがに徒歩で行くには厳しいですね。
バスを降りていざマチュピチュ遺跡へ。
朝早いというのに、入り口付近はこの賑わいです。
みんな開門するのを今か今かと待ちわびていました。
入り口ではチケットのチェックとパスポートチェックが行われます。
入り口を抜けて進んで行くと、、、まさに異空間!
写真でしか見たことのない本物のマチュピチュが目の前にありました。
この時の感動と言ったら言葉にできないくらいでした。
ゆっくり散策したい気持ちを抑えてまずはワイナピチュへ。
ワイナピチュ登山はかなり人気です。
入山が400人と規制されています。
しかも入山する時間も指定されており、それ以外の時間には登ることができなくなっています。
私は朝一番にワイナピチュに行きました。
登山と言っても本格的なものではないので普通の服、スニーカーであれば登れる程度です。
ワイナピチュは2693メートルの山です。
マチュピチュ自体が高地にあるので登るのはせいぜい500メートルくらいでしょうか。
頂上まで1時間弱だったと思います。
私も普通にスニーカーで登りましたが、すれ違う人の中にはサンダルの人もいたくらいです。
さすがに、急なところもありますし、結構細い道や岩肌が出ているようなところもあったので、サンダルは止めておいたほうがいいと思います。
それでも、やはり高地に体が慣れていないので、私にとっては結構キツイ登山でした。
頂上に着く頃にはクタクタ・・・。
でもマチュピチュの全貌を上から眺めることができたとき、疲れは吹っ飛びました。
この景色はワイナピチュ登山をした人しか味わえません。
マチュピチュ遺跡を上から眺めることができるなんてとても貴重な体験です。
ワイナピチュ登山をしていると、すれ違う人たちみんなとてもフレンドリーであることに気づきました。
初対面の人でもハイタッチしたり、笑顔で記念撮影したりととても和やかな雰囲気でした。
人類みな友達のような気分にさせてくれる山でした。
ワイナピチュ登山は人気があるため当日ではチケットが取れない可能性があります。
行きたい人は事前に予約するなど対策を練ってから行ってください。