花が好きな人にはたまらない、サンノゼにある「ミュニシパル・ローズガーデン」を紹介します。
ミュニシパル・ローズガーデンは市が運営しているバラ園です。
閑静な住宅街の一角にあり、入園料はかかりません。
アメリカの「ベスト・ローズガーデン」に選出されたことがあり、色とりどりのバラが189品種、3500本以上植えられています。
4月から11月の開園期間中、美しいバラが常に楽しめるようになっていて、市民からも親しまれている観光スポットになっています。
門は開園時間には開かれていて、入場ゲートをくぐり抜けると噴水があり、彩り美しい数々のバラが目の前に広がります。
芝生も整備されているので、お天気の日にはのんびりピクニックが楽しめますので平日の日中でも子供連れの地元住民の方たちでにぎわっています。
公共の場ですので飲酒・喫煙は禁止です。
園内に植えられているさまざまなバラには一つ一つ品種や説明が紹介されている案内板が設置されています。
このため、バラに詳しくなくても十分楽しめますし、詳しい人も数多くの知らない品種に出合えること間違いなしで、新たな発見を楽しめます。
訪れた日は天候に恵まれたので、一つ一つの品種を見比べながら園内をゆっくり散策しました。
バラというと八重咲きで深紅や白、あるいは「薔薇色」が指し示すピンク色あたりを思い浮かべます。
ミュニシパル・ローズガーデンでは、そんなイメージ通りのバラが植えられていることはもちろん、一重咲きや半八重咲きがあったり、花びらの形や花型もさまざま。
色も黄色や紫などの単色のほか、斑入りだったり花弁の色が裏表で異なるコントラストが美しい品種など、「これがバラなの?」と驚くものも数多く植えられています。
そのため、見飽きることはありません。
お気に入りを見つけようと次々と園内を見て回ります。
園内には時折、可愛らしいリスの姿も見かけました。
すばしっこく園内を駆け回る姿はなんとも愛くるしいです。
何を食べているのかなと観察してみると地面に落ちたバラの花びらを両手でつかんで口元に。
リスたちもバラの豊かな香りを楽しんでいるのでしょう。
ほかにもバッタやテントウムシなどの昆虫も見かけました。
開園中いつでも楽しめるように整備されているのですが、ミュニシパル・ローズガーデンのおすすめの見ごろは春から夏にかけてとのことで、その頃の園内はバラの香りで包まれるそう。
園内では結婚式を挙げることができます。
色とりどりのバラに囲まれて新たな門出を迎えることができるなんて想像するだけでも夢が広がりますね!