中東とヨーロッパの間に位置するトルコ。
両方の文化が融合した独特の雰囲気が魅力的な国です。
その中で今回紹介するのが、パムッカレ。
正式にはヒエラポリス・パムッカレと言って、ヒエラポリスというローマ帝国の都市が存在した場所で、遺跡も多く残っています。
現在は世界遺産に登録されており、雪が積もったような一面真っ白な風景と遺跡を楽しむことができます。
パムッカレは下から、上からどちらからも入場できます。
パムッカレはトルコ語で「絹の宮殿」という意味らしく、まさにその通り、真っ白な世界が広がっています!
ところどころに温泉が湧き出ており、湧き出ている温泉は太陽に照らされると青く輝きます。
私は時間的に見ることができませんでしたが、夕方には夕日に照らされて茜色に輝くのだそうです!
想像するだけで素敵ですよね!
この白は石灰が固まったもの。
この水の下には石灰が沈殿しており身体中に塗りたくっている人もいました!
この石灰棚は下から上まで続いており、上に行くほど暖かい温泉となり、また深さも深くなってくるので、一番上では大勢の人が温泉に浸かっていました。
世界遺産に浸かりたい人は水着を下に忍ばせて行ってくださいね!
下の方は本当に冷たいので気を付けてください!(笑)
上からの景色も本当に素敵で、自然のスケールの大きさを実感しました!
日本にも素敵な場所はたくさんありますが、こんなに壮大で綺麗な場所があるんだと感動しました!
ここは石灰棚を登りきり、奥へ行ったところにある温泉プール。
パムッカレ・テルメルといいます。
下に沈んでいるのはただの岩や瓦礫ではなく、ローマ帝国時代の遺跡なのです!
遺跡で泳ぐなんてなかなかできる体験ではないと思います!
映画テルマエ・ロマエでもあるように、ローマ帝国時代にも温泉は人気だったのですね。
ここは温泉の温度も熱くなく、長時間入っていてものぼせない程度のあったかい温水プールのような感じです。
ちなみに実は結構深いので入る際には、溺れないように十分気を付けてください!
こちらはさらに奥へ行った場所にあるヒエラポリス遺跡。
ローマにあるコロッセオのような円形劇場もあり、先程のような温泉もあり、きっと太古の昔、この場所はとても大勢の人で賑わっていたのだと思います。
いかがでしたか?
自然にできた広大な石灰棚と、ローマ帝国の遺跡を両方楽しむことができるヒエラポリス・パムッカレ。
両方とも見応え抜群で、とても贅沢な場所だと思います。
トルコに行った際はぜひともこの壮大な世界遺産を堪能してください!