年末年始のコンサートで有名なウィーンフィル。
人生に一度は聞きたい演奏。
前記事、「バルセロナでのカタルーニャ音楽堂で本場フラメンコを楽しもう!」でお伝えした通り、クラシックの生演奏を聞きたくなってしまい、ウィーンフィルを聞きに行ってきました。
ウィーンフィルに行くにあたり、チケットを取ろうと思ったのですが、入手方法がよくわからず、結構苦労しました。
というのも、インターネットで調べてみると、入手困難と言う情報があり、一度は取れないのかと諦めてしまいました。
そこで、今回は、どう取ればよいかについてお伝えします。
演奏場所は、ウィーンの学友協会。
この音楽堂は、天井に絵が飾ってあり、シャンデリアも多く、壁や天井は黄金で彩られています。
豪華絢爛という言葉がまさにふさわしい場所でした。
年末年始のニューイヤーコンサートでは、色とりどりの花が並べられ、さらにゴージャスになるようです。
観覧席は、ランクがわけられており、ランクごとに値段も変わります。
平土間席という一階にあり、管弦楽団の目の前の席は、一番人気が高く、値段も一番高くなります。
その両サイドにある席や二階席、二階席の両サイドの席とランクが低くなっていき、値段も下がります。
ランクの高い席は限りがあるため、チケットの額面に加えて60%から100%ほどの手数料を払うこととなります。
良心的な手数料を設定しているオテロチケットオフィスはおすすめです。
日本人のスタッフもおり、日本語でチケットを買えます。
ランクが低い席は、当日、額面通り入手できることが多いです。
演奏会の会場前でチケットを持って立っている人がたくさんいます。
これらの人は、演奏会に来れなくなった人の代わりに売りに来ている人です。
そのチケットの中で気に入る席を選び、直接交渉します。
運が良いと額面よりもお安くゆずってくれることもあるそうです。
私は二日間、同じ曲目を聞いたのですが、一日目は平土間席、二日目は二階席の後方でした。
平土間席では、管弦楽団の演奏者の顔が一人ひとり見れるほど近かったです。
二日目の二階席と比べると、演奏者との距離が近く、演奏者たちの息づかいや本気度を感じ、迫力がすごかったです。
二階席の後方だと、演奏者だけでなく、会場全体が見渡せるので、会場の黄金の装飾をより広く見れます。
平土間席でも、二階席でも、音楽の聴こえ方は、素晴らしかったです。
心地よい音色に包まれているような感覚でした。
平土間席からだと以下の写真のように、演奏者との距離がとても近いです。
観客は、高齢の方々が多い印象。
演奏会が社交の場となっているようでした。
みなさんスーツやドレスなど、フォーマルな服を着ています。
ウィーンフィルの演奏会では、ドレスアップすることがマナーとなっています。
素敵なお洋服を身にまとい、ゴージャスな空間の中で世界屈指の生演奏を聴く、という素晴らしいひとときでした。
みなさんも、是非一度行かれてみて下さい!