旅情報

カナダのカムループス・ヘリテージ・レイルウェイで蒸気機関車を見よう!

カナダ 蒸気機関車 スピリット・オブ・カムループス

カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州のほぼ中央に位置する町、カムループスを歩いていると汽笛が聞こえてきました。

その汽笛につられて、ダウンタウンにある駅まで行ってみることにしました。

今回はカムループス・ヘリテージ・レイルウェイのご紹介をいたします。

 

☆ カムループス・ステーション

カナダ カムループス 駅

素敵で重厚なレンガ造りのカムループス・ステーションは、1927年に建てられたもの。

現在は歴史的建造物として保護されているとのこと。

カムループスの町は、その昔、ヨーロッパ各国へビーバーの皮などを輸出する交易で栄えた町で、物流手段となるトンプソン川沿いに鉄道が敷かれ、駅が建てられました。

現在もカナダの交通の要であり、鉄道と国道一号線を利用して、多くの貨物列車と輸送トラックが行きかい、遠くは5000キロ離れた東部カナダまで物資を運びます。

 

しばし駅を眺めていると、パッパカと馬の足音が聞こえて来ました。

なんと、カウボーイたちです。

カナダ カムループス 駅

今から駅に入ってくる蒸気機関車のお出迎えだそうです。

いよいよ蒸気機関車が入ってきました。

 

☆ 蒸気機関車 スピリット・オブ・カムループス

カナダ 蒸気機関車 スピリット・オブ・カムループス

この「2141」という数字がつけられた蒸気機関車は、スピリット・オブ・カムループス(Spirit of Kamloops)と呼ばれ、”She”と女性系で呼ばれます。

今から100年ほど前に活躍した蒸気機関車ということですから、お婆ちゃんですね。

カナダ東部のオンタリオで製造されたこのお婆ちゃんは、1913年から1953年にかけて、カナダの各地で乗客を乗せたり、木材輸送をして活躍したとのこと。

そして、現役を引退したところに、ここカムループスの町により観光機関車として買い取られ、以来、地元の人に愛されているとのことです。

現在は地元や遠方から来る観光客を乗せて、エンターテイメントショーをしながら、町の周辺をぐるりと一周します。

 

☆ 西部開拓時代を演じる役者たち

カナダ 蒸気機関車 スピリット・オブ・カムループス

季節ごとにテーマが変わるこのレイルウェイ・ショー、9月のこの日は開拓時代がテーマ。

機関車の中に娼婦のようなダンサーが乗り込んだり、鉄砲を持ったカウボーイが機関車を追いかけてきたりと、エンターテイメント性が盛りだくさんなショーです。

まるで一世紀前にタイムトリップしたような体験をし、最後は乗客と役者たちの記念撮影で締めくくられます。

 

このショーは、だいたい1時間半、8キロの距離を走行しながら行われます。

事前にチケット入手が必要で、大人$29、子供$17(カナダドル)です。

今後のスケジュールは、10月にハロウィンをテーマとした「ゴースト・トレイン」と「トリック・オア・トリート・トレイン」、12月にはクリスマスのテーマ「スピリット・オブ・クリスマス」のショーが開催されるとのこと。

売り切れることもあるのでチケットはお早めにお求めすることをお勧めします!

人気観光スポット、フランスの世界遺産ヴェルサイユ宮殿へ!

フランス 世界遺産 ヴェルサイユ宮殿

今回は、世界遺産にも登録されているヴェルサイユ宮殿の魅力をご紹介いたします。

私は宮殿までRERに乗って行きました。

パリ市内から約40分程度で着きます。

駅を出てから少し歩くのですが、観光客がたくさんいるだろうからその流れに乗れば大丈夫だろうと高をくくっていました。

しかし、駅に着いてもそんなに人がいない。

Wi-Fiも持って行っていなかったので焦りましたが、なんとか到着できました。

フランス 世界遺産 ヴェルサイユ宮殿

豪華絢爛とはまさにこのこと。

どこを見ても金ピカです。

こんなところに本当に人が住んでいたのかと思うと信じられません。

こんな贅の限りを尽くした暮らしをしていたら、そりゃ貧しい暮らしをしていた市民から批判も出るわなという印象でした。

フランス ヴェルサイユ宮殿 鏡の間
鏡の間は有名ですよね。

ここでは様々な儀式が行われていたそうです。

たくさんの鏡に豪華なシャンデリア、どこよりもキラキラした場所でした。

フランス 世界遺産 ヴェルサイユ

これが寝室です。

いろんな人の寝室があるのでこれが誰のかは忘れましたが、とにかく寝室ですらこの豪華さ。

こんなキラキラしたところで落ち着いて眠れたのでしょうか。

外に出ると花がとてもキレイに咲いていました。

フランス 世界遺産 ヴェルサイユ宮殿

この裏側にある巨大な庭園もヴェルサイユ宮殿の見どころの一つです。

この日は他にも行きたいところがあったのでわりとダッシュで周りましたが、それでも3時間かかりました。
ヴェルサイユ宮殿は2回目なのですが、前回のんびり周っていたら丸1日かかってしまいました。

ゆっくり周りたい方は時間に余裕を持って行った方がいいと思います。

またイヤホンガイドもレンタルできるので、歴史に興味のある方はぜひレンタルすることをオススメします。

いかがでしたか?

この豪華絢爛な世界をぜひ味わってみてください!

カナダでサーモン・ランを体験しよう!【アダムズリバー】

カナダ アダムズリバー 鯉

今年も秋の風物詩、紅鮭の川のぼりシーズンがやってきました。

ここ、カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州には、「ソッカイ・サーモン」と呼ばれる紅鮭がやってきます。

4年に一度のサイクルで多くの鮭が上がってくる年があると言われ、2018年の今年がその当たり年とのこと。

沢山の鮭が見れるかな、と期待大に、名所であるアダムズリバーにさっそく行ってきました。

 

☆ 整備されたトレイルと鮭見学

カナダ アダムズリバー 鯉

駐車場から川辺へと続くトレイルを歩くこと3分。

多くの人が集まっているその先を覗くと、いました、いました、川を逆上していく紅鮭です。

川面がキラキラ反射して、上手く写真に鮭が映らないので、もうちょっと近づいてみます。

沢山の鮭がいるのが分かりますでしょうか。

カナダ アダムズリバー 鯉

 

この見学用に川沿いに整備されたトレイルは約2kmほど。

浅瀬のところ、流れが急なところ、池のように水が穏やかに停滞しているところが見れます。

浅瀬の場所では鮭が跳ね、身体を傷つけながらも登っていく姿が見れます。

急流では、流れに押し戻されながらも、前に前に進もうとする勇敢な姿が。

そして、深く流れが穏やかな場所では、まるで疲れた鮭が休憩するかのように、ゆったりと過ごしていました。

 

☆ 鮭の生態についてのレクチャー

カナダ アダムズリバー 鯉

川沿いではボランティアの方が鮭の生態についての説明をして下さいました。

彼らは州立公園の職員や地元の漁師さんだそうです。

この鮭たちは太平洋から400㎞離れたここ、アダムズリバー上流に産卵しに帰って来ます。

約4年前に自分が生まれた川です。

鮭は優れた磁場感覚と嗅覚を持ち、自分が生まれた川を覚えているだけでなく、自分が生まれた位置までも正確に知り、そこに産卵をしようと上がってくるそうです。

 

メスの鮭は、2000から5000の卵を産みます。

しかし、無事に孵化して海に旅立ち、またこの川に戻ってくる確率は1000分の一だそうです。

太平洋を生息地とする鮭は、一生のうち約4000㎞を旅すると言われ、そのほとんどは産卵が終わると力尽きて、その一生を終えるのだそうです。

 

展示用に開かれた鮭のお腹には、新鮮なイクラがたっぷり入っていました。

カナダ アダムズリバー 鯉

見ていたら、とてもお腹が空いてきて、「白飯とお醤油を持ってくれば良かったね」と話していたら、係員さんが「広場に行ったら、フードトラックが沢山来てるよ。

中でも、ネイティブ(カナダに古くから住むイヌイット種族)のお店サーモンバーガーがお勧めだよ」と教えてくれました。

これは、行かなくちゃ。

ここアダムズリバー・サーモン・ランは、州立公園の中にあり、鮭の遡上を一般の人が見学できるようにボランティアからなるサーモン・ソサエティにより管理・運営されています。

また、このソサエティは、鮭の研究および自然の生態を守る為の活動もしているそうです。

 

☆ 見学のあとはサーモンを食べよう

トレイルの入り口にある広場には、スナックから軽食が楽しめるフードトラックと、ローカルのアーティストの作品を中心とするギャラリーやお土産屋さん、そして、トイレと休憩所があります。

さっそく私たちもそこでランチをすることにしました。

カナダ アダムズリバー ランチ

左から、サーモンバーガーに、サーモンチャウダーウダー、サーモンプティーンの鮭尽くし。

「プティーン」とはカナダのB級グルメとしてお馴染みの、ポテトフライにグレイビーソース、チーズをかけたものです。

評判通りの美味しさでした。

 

今年の鮭の遡上は、まだまだ始まったばかり。

これからピークを迎え、川が紅鮭で真っ赤に染まる光景を見ることも期待されるそうです。

2018年のアダムズリバー・サーモン・ソサエティが運営するこのイベント開催期間は、9月28日から10月21日まで。

朝8時から午後4時までの運営とのこと。

入場料は車一台につき$5。ツアーバスでの来場者は、一人につき$2となっております。

お近くにお越しの際は、ぜひ、お立ち寄り下さい。

オーストラリアのエアーズロックツアーの待ち時間でラクダ牧場へ行こう!

オーストラリア エアーズロック ラクダ牧場

オーストラリアのエアーズロックツアーの話が続いていますが、ツアーまでの待ち時間でおススメなのがラクダ牧場!

ガイドさんにおすすめを教えてもらい、ラクダ牧場に行ってみることにしました。

 

ホテルのあるエアーズロックリゾート地区は1周30分程度の小さな集落で各ホテルをシャトルバスが定期周回しています。

バスのドライバーに「ラクダ牧場に行きたい」と伝えると、このルートから外れて連れて行ってくれます。

私たちは荷物を置いたらすぐ、バスに乗ってラクダ牧場を目指しました。

 

ケアンズの温暖な気候から乾いたエリアに来たので風が冷たく感じます。

上着や羽織れるものを用意しておくのがおすすめです。

 

オーストラリアは何度か訪れているのですが、ラクダのイメージは皆無でした。

ガイドさんにそのことを聞いてみると、オーストラリアにはもともとラクダはいないそうです。

かつて植民地だったオーストラリアに入ってきた人たちが使役のため、ラクダを連れてきたそうです。

そのうちラクダに代わる機械などの発達でラクダの需要がなくなり、野生化してしまったそう。

ラクダ牧場はこのラクダを捕まえて観光資源としたのが始まりとのことでした。

オーストラリア エアーズロック ラクダ牧場

 

牧場の入り口わきにラクダが何頭もいます。

早速近づいて、写真を撮ろうとするとラクダたちのほうからカメラに入ってきてくれる愛嬌の良さ!

一気にラクダが大好きになりました。

餌を手から直接食べてくれるなど人懐っこくかわいいです。

オーストラリア エアーズロック ラクダ牧場

牧場では、体験試乗もできますし、ラクダの背に揺られてエアーズロックの麓を巡るツアーもあります。

牧場内にはエミューやカンガルー、ヒツジ、ウサギなどの小動物も飼われていて子供たちに人気です。

 

エアーズロックツアーと一緒にラクダ牧場にも是非立ち寄ってみて下さい!

ケアンズからの世界遺産キュランダ観光がお勧め!【キュランダ鉄道&スカイレール】

ケアンズ キュランダ 観光

ケアンズから北西25Kmにあるキュランダは、「クイーンズランドの湿潤熱帯地域」で、1988年に世界遺産に登録された世界最古と言われる熱帯雨林です。

その山奥にある美しい村キュランダは、高原にあり涼しく、ケアンズから日帰りが十分可能なスポットです。

キュランダ高原鉄道で崖沿いを密林に向かって登って行き、帰りは、ケアンズ郊外からロープウエー「スカイレール」を使えば、熱帯雨林やサンゴ礁の海の眺める約1時間30分の空中散歩を楽しめます。

これは、空中から、もう一つのケアンズの世界遺産、世界最大級のサンゴ礁地帯グレート・バリア・リーフを見下ろすことが出来ます。

凄いですよ、正しく絶景!

 

スカイレールには、途中駅もあり、そこでも散策を楽しむことができます。

ちょっとした散策路が作ってあり、誰でも楽しめます。

キュランダ村は、密林の中にある小さな町?集落?

でも、綺麗です。

観光バズの絵が、キュランダ鉄道でした。

ケアンズ キュランダ 観光

蝶の館があったり、オウムや鳥が沢山いる館があったりして楽しめます。

美味しいソフトクリーム屋さんも。

 

意外に、可愛いお土産も沢山売っていました。

何かの木の実で作ったような動物のお土産を見つけました!

オーストラリア キュランダ観光 お土産

手作りガラスのカエルとかも、とても個性的でした。

 

とにかく、高温多湿、密林の気候ですから、雨の支度は必須です。

雨でも楽しむ覚悟で!

ケアンズ空港から、結構、日本語ガイドのツアーが出ていますので、事前に調べて申し込んでおくと安心です。

私達は、残念ながらキュランダ高原鉄道が雨で崩壊してしまっていたので、予定変更になり、ワンボックスで運ばれてしまいました。

残念!

 

確かにこの鉄道、よく運休しているみたいです。

崖沿いですからねえ・・・脆弱なのかもしれません。

キュランダ駅には行ってみましたが、とても可愛い駅でした。

乗らなくても、駅だけ行ってみるのもありだと思います。

 

密林は、自然の花々も、沢山咲いていてとても綺麗です。

森の中、自然の中にいることを正しく実感しつつ散策できる所です。

だからと言って、未開だとか不潔だとは全く無いので安心してください。

花を見たり、小さなお店を一つ一つ見て歩いたり、癒やされつつも退屈しない所でした。

 

ケアンズの町は、ホテルもお店も沢山あり、都会的観光地というイメージです。

私は、日系ホテルに泊まったので、料理も口に合って美味しかったです。

やはり、星の数よりも、日系ホテルと言うことが肝要なのだなあと実感しました。

日本語スタッフも、勿論常駐していました。

勿論、コアラも歓迎してくれます!

 

是非、オーストラリアのケアンズやキュランダ観光、楽しんでください!

シンガポールの夜景スポット!【ガーデンズバイザベイ&マリーナベイサンズ】

シンガポール 夜のショー マリーナベイサンズ

前回に引き続き、シンガポールの見どころをご紹介します。

今回のテーマは「夜に楽しむシンガポール」です!

 

☆ ガーデンズバイザベイ

シンガポール 夜のショー ガーデンズバイザベイ

この植物園、夜になると光のショーが行われます。

19時45分と20時45分の2回行われます。約15分の光のショーです。

時間になるとみんな地べたに座って鑑賞します。

スーパーツリーグローブがいっせいに色を変え、音楽とともにライトアップされる光景は圧巻です。

このショーは無料で見ることができるので、ぜひ見学してください。

 

☆ マリーナベイサンズ

シンガポール 夜のショー マリーナベイサンズ

こちらも光のショーが行われます。

私はこのショーに圧倒され、そして感動しました。

ぜひシンガポールへ行く方、必ず見てください。

このショーを見ないと、シンガポールに来たかいがありません。

クオリティは私が保証します!

 

マリーナベイサンズの下の広場で見ることができます。

普通の広場なので料金等は一切かかりません。

誰でも見ることができます。

時間は8時と9時から2回行われます。

水の上にプロジェクションマッピングされています。

 

ショーを反対側から見るのもお勧めです。

この湖のクルーズも夜に乗ると気持ちが良さそうです。

昼間でも十分きれいですが、夜は夜景がとてもきれいなので、どこを見ても心奪われる景色です。

また夜の方が涼しいので、気持ちよくクルーズすることができます。

 

☆ 花火

8月9日がナショナルデーといってシンガポールの独立記念日です。

その日は盛大に祝うということで、ヘリコプターが飛んでシンガポールの国旗を掲げたり、飛行機が爆音で飛んだり祝福ムードです。

またコンサートが行われ、最後には花火が打ちあがります。

この時期を狙ってシンガポールに行くのもありです。

夏休み期間なのでちょうどいいですね。

私が見たのは8月9日ではなく、7月28日にあったリハーサルです。

リハーサルと本番の花火のクオリティはほとんど差がないそうでした。

 

☆ ビル群の夜景

シンガポール 夜景 人気スポット

シンガポールは夜景がとてもきれいです。

マリーナベイサンズや観覧車、オフィスビルやホテルなどの高層ビルの光、どこから見ても絶景です。

行く前までは夜景のイメージはなかったのですが、もう今ではシンガポール=夜景です。

 

☆ ナイトサファリ
こちらも人気の観光スポット。

入場に45ドルかかります。ちょっと高いですね。

トラムに乗って出発です。日本語でアナウンスされるトラムもあります。

野生に近い環境で、間近に動物を楽しむことができます。

 

さていかがだったでしょうか。

シンガポールは夜景がとてもきれいで、気に入りました。

お昼は暑いのでなかなか観光する気にはなれませんが、夜は気温も下がり、観光しやすくなるので、シンガポールを訪れた際には夜を楽しんでみて下さい!!

パリを散策!【凱旋門&オルセー美術館&ノートルダム大聖堂&サンルイ島】

パリ 観光 オルセー美術館

ヨーロッパの代表的な国、フランス。

そしてその首都である花の都パリ。

歴史、ファッション、食など様々な分野で有名ですよね。

 

パリには歴史的な建築物がたくさんあります。

世界遺産に登録されているものもあり、みなさんがテレビや本で一度は目にしたことのある有名なものがほとんどです。

少し歩けば見たことのある風景が次々と現れ、パリの街並みは見ているだけでワクワクします。

また統一された建物、石畳の歩道、素敵なレストラン、おしゃれな雑貨屋さんなど、どこを切り取っても写真映え間違いなしです!

そこで今回は私のパリの歩き方を紹介します!

 

まずは凱旋門からスタート!

パリ 凱旋門 シャンゼリゼ通り 

凱旋門は登ることができ、展望台からは放射状に広がるパリの街を一望できます。

そこからシャンゼリゼ通りを通って、お土産屋さんに寄りながらぶらぶら歩きます。

途中小さなキッシュのお店を発見し、早めのランチ。

事前に決めたお店ではなく、見つけたお店に入ってみるのも楽しみのひとつですね。

 

グランパレ、アレクサンドル3世橋を通り、セーヌ川に沿って歩いていきます。

パリ セーヌ川 エッフェル塔

アレクサンドル3世橋から見るエッフェル塔は遠くても存在感抜群です。

 

オルセー美術館に入り、絵画の鑑賞。

パリ 観光 オルセー美術館

ここは昔列車の駅だったところであり、建物自体がその名残が残った素敵なデザインになっています。

私は美術の知識なほとんどないので、アテレコをしながら楽しんでいたら、思いの外時間を費やしてしまいました。

 

そこからセーヌ川にたくさん架かっている橋を渡りながら下っていき、ノートルダム大聖堂へ。

教会の中は素敵なステンドグラスがたくさんあり見とれてしまいます。

パリ ノートルダム大聖堂 ステンドグラス

 

さらに歩いていると、マルシェを発見。

海外のマルシェが大好きな私は疲れも吹き飛び、ついおいしそうなチキンを購入。

パリ マルシェ チキン

ジューシーでとてもおいしかったです。

小さなスーパーマーケットもいくつか発見。現地のお酒、お菓子など現地の人が買う安くておいしいものが揃っているので、ばら撒き用のお土産はスーパーで買うのがベストです。

 

そこからサンルイ島へ。

かわいい雑貨屋さんやオリーブオイル屋さん、クッキーのお店などどのお店も魅力的です。

パリ サンルイ島 クッキー

 

いかがでしたか?

直線距離で5㎞程。

いろいろ寄り道をしているので実際はもっと歩いていますが、歩けない距離ではありません。

思いがけず寄り道をしてしまい、予定していたところに行けないこともありますが、逆に思ってもみなかったものに出会うこともできます。

パリは地下鉄やバスなど交通機関も発達しておりとても便利ですが、時間に余裕のある方、体力に自信のある方はぜひ、パリの街を歩いて楽しんでみてください!

続編オーストラリアのエアーズロックへ行くなら事前準備を!【乾燥&防寒対策】

オーストラリア エアーズロック 登山口

オーストラリアの中央にあるウルルは、単一の岩として世界最大級です。

ウルルという呼び名は、先住民族のアボリジニが付けたもの。

「エアーズロック」という通称の方がなじみがあるかもしれません。

1987年には、ユネスコの世界遺産(複合遺産)に登録されています。

このエアーズロックに登頂にチャレンジし、雄大な自然からパワーをもらいました。

前回の記事に引き続き、もう少し詳しくエアーズロックのご紹介をいたします!

 

オーストラリア エアーズロック 登山口

なぜ、今エアーズロックに? というのは、2019年10月26日に登山道の閉鎖が政府関係者らによる協議会で決まったからです。

「いつかは」という気持ちが、登山禁止になるなら「今でしょ」に変わり、意気込んで乗り込みました。

「登山できれば目的達成」と思っていましたが、エアーズロックの魅力は登山だけではありません。

まず、その大きさに圧倒されます。

東京タワーより高いそうです。

 

オーストラリア エアーズロック 夕日

それから色、エアーズロックは全体的に赤色に見えます。

これはエアーズロックの砂岩は鉄分を多く含んでいるため、太陽の当たり方で色が変わって見えます。

サンセットやサンライズで刻々と表情が変わっていくのは非常に神秘的。

 

周辺にはエアーズロックが見渡せる展望台がいくつも用意されていて砂漠の中にそびえる「先住民族・アボリジニの聖地」の存在感に感動しました。

周辺の奇岩群等も散策コースが整備されていて、楽しむことができます。

ホテルが密集しているエリアは、シャトルバスが定期的に運航しています。

食事は各ホテルのレストランやショッピングモール内のレストランを利用できます。

晩ご飯を食べた後に暗い夜道を歩かずに滞在するホテルに戻れるのは助かりました。

もちろん、日中は歩いて回ることもできます。

 

エアーズロックは、オーストラリアのほぼ中央、ノーザン テリトリー(NT)にあります。

奇岩のそびえるマウント・オルが(カタ・ジュタ)を含めて、ウルル-カタ・ジュダ国立公園を形成しています。

日本からは、ケアンズやシドニーを経由して、エアーズロックまで行くのが一般的です。

 

オーストラリアは南半球なので、日本とは季節が逆になります。

エアーズロックがあるノーザンテリトリーは砂漠気候。

とにかく日中は日差しが強い。

サングラスと帽子、日焼け止めは欠かせません。

乾燥も激しく、水分補給が非常に重要になります。

昼間は半袖Tシャツと短パンで過ごせますが、日が沈むと一気に冷え込みますから、防寒対策も大切だと思います。

 

私はカーディガンとダウンジャケット、手袋、ストール、コーデュロイのパンツを持っていきました。

使い捨てカイロもあると助かります。

それから登山やトレッキングをする方は、履きなれた運動靴も必要です。

砂がつきますので白色は避けた方が無難です。

靴底は滑らないように溝の深いものがおすすめです。

 

準備万端でエアーズロックに乗り込んでください!!!

カナダワインの名産地オカナガン地方のワイナリー【サマーヒルピラミッドワイナリー】

カナダ ワイン オカナガン地方

西部カナダにある美しいオカナガン地方をご紹介します。

オカナガン地方は、カナダの中でも有数の果物産地。

寒さが厳しいイメージのカナダですが、この地方はカナダの中で最も温暖で降水量が少なく、果物を育てるのに適したミネラル豊富な土壌と気候に恵まれている土地です。

 

カナダ ワイン オカナガン地方

果樹園が広がる美しいオカナガンで作られる主なものは、葡萄、さくらんぼ、林檎、プラム、桃。

そのほか、各種の野菜の栽培も盛んで、ここブリティッシュ・コロンビア州の台所と言っても過言ではない存在です。

中でも、ワイン用葡萄の栽培が最も盛んで、オカナガン地方には400を数えるワイナリーがあります。

カナダ産のワインは、日本ではまだまだ知られていませんが、ワイン造りは近年カナダで最も伸び率の高い産業のひとつとなっております。

 

☆ サマーヒルピラミッドワイナリー

カナダ ワイン オカナガン地方

この地のワイン作りの歴史は今から150年ほど前のカナダ建国時代と同時に始まりました。

ヨーロッパからキリスト教を広める為にきた宣教師たちが、葡萄の苗を持ち込んだのがその起源とされます。

400を数えるワイナリーの規模は大小様々で、東京ドーム15個分を数える広大なものから、家庭の庭ほどの小さなものも。

外国へも出荷する大規模農場から、趣味程度に生産し地元販売しかしないワイナリーもあるとのことです。

 

☆ イニスキリンのワインショップ

カナダ ワイナリー オカナガン地方

オカナガン産のワインは、カナダ国内のリカーショップで購入ができますが、お勧めは、なんといっても実際にワイナリーを訪れること。

ほとんどのワイナリーは敷地内にワインショップを持ち、春から秋にかけて、テイスティングサービスと販売を行っております。

大きな湖が広がるこの地方は、その温暖な夏の気候から、カナダ人の避寒地として有名で、一大リゾート地となっており、ワインショップには地元の人はもちろん、カナダ各地から毎年多くの観光客が訪れます。

実際に試飲をしながら、気に入ったワインを購入できるのが、ワイナリーを訪れる醍醐味。

 

☆ バロウイング アウル エステート ワイナリー

カナダ ワイナリー オカナガン地方

地元の人は、お気に入りのワイナリーに毎年通い、年ごとのワインの出来具合の違いを楽しみます。

ワイナリーの中には、ワインと食事が楽しめるビストロや葡萄園を臨む宿泊施設を持つところもあり、この地に長期滞在するカップルや家族連れも多く見られます。

 

ワイナリー巡りのメインシーズンは春から秋に掛けて。

秋の収穫時には各町でワインイベントも開催されます。小さい規模のワイナリーなどは、冬季にはショップを閉めてしまうところもあるので、ご注意下さい。

 

オカナガン地方へのアクセスは、ケローナ国際空港が便利です。

カナダの西の玄関口であるバンクーバー空港から飛行機を乗り継いで、約55分。

カルガリー空港からも約1時間ほど。

陸路だと、バンクーバーから西へ約400㎞(4時間程度)の距離となっております。

現地ではレンタカーを借りて、また、ワイナリーツアーに申し込んでワイナリーホッピングをするのがお勧めです!

オーストラリアのエアーズロックを目指すなら、特急ラピート号&乾燥対策をチェック!

オーストラリア エアーズロック 夕日

新幹線で関西空港からオーストラリアを目指す場合、特急はるかで新大阪から関西空港を目指すのが一般的です。

私も以前はそうしていましたが、今回は特急はるかが、まさかの運休!

しかも、それを知ったのは、新大阪に着く直前でした。

関空を目指す乗客の皆さんは、軽くパニックとなり、乗務員や、窓口での払い戻しでおおわらわ・・・

私は払い戻しは急がないし、列に並べば時間の浪費になると思い、暇そうな駅員さんを見つけて、特急はるか以外で関空に行く方法を聞き出しました。

 

ありました!

 

私鉄南海電鉄が、なんば駅から、特急ラピートを出していました。

当惑した団体の中をダッシュで抜け出し、なんば駅から特急ラピート号に乗ることができて、無事(なんとか)カンタス航空の飛行機に乗れた次第です。

この特急ラピート号は、全席指定で、スタイリッシュで、早い!

特急はるかがずっとダサく感じるような素敵な電車でびっくりしました。

皆さんも、一度、特急ラピートに乗車されてみたら如何ですか?

 

カンタス航空の飛行機は、オーストラリア人の体格の合わせているのか、日本の航空機よりシートが広いように思いました。(エコノミーでも)

まあ・・・CAさん達も、たいそう立派な体格に方ばかりでしたが。

しかも、搭乗手続きがギリギリになってしまったからか?エコノミーシートの筈が、無料でビジネスシートにランクアップされました。

勿論、夫と並び席で。

海外旅行のビジネスシートの差額って凄いですよね?

案外、ギリギリの搭乗手続きって、穴場かもしれません。

席だけのグレードアップかなと思ったら食事等のサービスも全てでした。

リッチに7時間半の飛行機の旅を楽しむことになりました。

 

ケアンズでは、エアーズロック行きの飛行機に乗り換えました。

なんとも可愛い小型の飛行機でした。

勿論、地面から階段で機内へ。

英語不如意な私達夫婦が無事に海外で乗り換えに成功するか不安だったのですが、意外と大丈夫でした。

乗っていると、段々景色が変わり、エアーズロックが近づくと、窓からの景色は、濃いオレンジ一色になりました。

オレンジ色の砂漠が広がっているような感じです。

 

オーストラリア エアーズロック 景色

勿論、ウルルこと、エアーズロックも濃いオレンジ色でした。

遠い異国に来たことを実感する景色を見ている内に、エアーズロック空港に到着したのでした。

 

ちなみに、エアーズロックと、オルガの夕日はこんな感じです。

オーストラリア エアーズロック 夕日

私達が行ったのは三月でしたが、とにかく皆さんに強く警告しておきたいのは、「乾燥対策」です。

エアーズロック地方の乾燥を甘く見てはいけません。

そして、脱水状態は、じわじわと体を蝕みます。

皆さん、喉が渇かなくても、どんどん頑張って水分摂取をしてくださいね。

 

はい、私が、脱水で死にかかったからです、、、

 

朝には、手がしびれていて、それでも朝食は普通に食べることができました。

なんとなく不調だと思い、夫だけ出掛けて、一人で部屋で寝ていて、目が覚めたら、両手両足、顔全体、舌までしびれていました。

這うようにしてフロントに行き、病院受診を頼んだら、予約制だと。

救急では、応急処置しかしないし、とても高額になるとも。

結局、脱水だろうと言われ、またフラフラとスーパーに行き、スポーツドリンクを死にものぐるいで飲みまくって、しばらくしたら症状が消失しました。

 

実は、エアーズロックで、凄く酷い鼻炎が発症していて、それで脱水が進んだのもあるようでした。

現地日本人に訊くと、エアーズロック特有のアレルゲンが存在するそうです。

手持ちの薬は飲み尽くし、薬の入手にも苦労しました。

鼻炎持ちの人は、念のために、アレルギーの薬も多めに持参されることをお勧めします!