パブリック サウナ

成田空港から直行便8時間程、ヨーロッパの玄関口といわれるフィンランド。

フィンランドの航空会社Finnair に乗れば、かわいい花柄が特徴のファッションブランド「Marimekko (マリメッコ)」グッズも貰えます。

 

今回は私がフィンランドに1年間留学していて1番驚いたサウナの文化についてご紹介したいと思います。

 

【フィンランドとフィンランド人のことを知りたいならサウナへ】

「Sauna(サウナ)」は唯一、世界中の国で使われているフィンランド語です。

フィンランド人にとってもサウナは自国の文化を紹介するときに欠かせない言葉となっています。

「フィンランド人のことを知りたい」ならまずサウナへ行ってみてください。

フィンランド人は温和でシャイな人が多いです。

留学中、普通の状況でフィンランド人と打ち解けるのはとても難しいと感じる場面が多くありました。

しかし、サウナに入ってみたらどうでしょう。

日本でいう温泉で裸の付き合いをして仲良くなるのと同じような感覚で、

サウナに一緒に入るとなぜかシャイなフィンランド人も自分のことをよく話してくれるようになりました。

サウナでは見ず知らずのフィンランド人と期待しなかったほど深い話をすることもあります。

 

【どこにでもあるサウナ】

フィンランドにはどこにでもサウナがあります。

本当にどこにでもです。

ホテルや公共プール・ジムはもちろん、安い学生アパートやボートの中にもサウナがあります。

各国にあるフィンランド大使館や国会議事堂にもサウナが設置されているそうです。

 

フィンランド サウナ

中でも、私がおすすめするサウナは「パブリック・サウナ」の代名詞である湖の目の前にあるサウナです。

 

パブリック・サウナ 湖

熱いサウナに入った後、冷たい湖に飛び込むのはとても気持ちが良いですよ。

 

冬の寒い時期(気温-20℃)でも、サウナに入った後は湖で泳ぐことがフィンランド人のルーティーンとなっているようです。

 

【サウナに入る時は?】

まず持ち物ですが、以下があれば十分だと思います。

  • 水着
  • バスタオル
  • シャンプーやボディーソープ
  • サンダル(湖に行くため)
  • 飲料水(汗を大量にかくので1L以上がおすすめ)

特に湖に入ることができるサウナでは水着やサンダルは必須になるかと思います。

サウナによっては男女が分けられており、裸で入れるところもあるので受付の人やサウナに入る人に聞いてみても良いかもしれません。

 

次にフィンランドのサウナでのマナーのことです。

  • ピアスやアクセサリーは必ず外すこと(やけどの危険性があります)
  • サウナの温度を上げたい時は周りの人に上げても良いか確認すること
  • あまり大声で騒がないこと
  • 砂や枯葉などがついた足は拭いてからサウナにはいること

当たり前のことばかりかもしれませんが以上を守っていれば良いかと思います。

特にフィンランドのサウナでは真ん中に焼き石が置いてあり、そこに水をかけることで蒸気が発生しサウナの温度が高くなるという仕組みの所が多いです。

焼き石に水をかける前に一言、OKかどうかだけでも聞いておくのが良いですね。

 

いかがでしたでしょうか。

サウナ大国フィンランド、「石を投げれば、サウナに当たる」ほどたくさんの施設があります。

ぜひ、フィンランドへ行った際はサウナ文化を肌で体感してみてください。