アジア

東南アジアのトロピカルフルーツ!【シュガーアップル&スターアップル編】

東南アジア トロピカルフルーツ おすすめ

さて、前編のバナナ、ジャックフルーツ、ロンガンに続く東南アジアへ旅したら是非食べたい、オススメの南国フルーツはこちら。

 

東南アジア トロピカルフルーツ シュガーアップル

シュガーアップル、またはカスタードアップルとも呼ばれています。

この鱗のような外見を見た一瞬、、フルーツにしてはちょっと気味が悪いなと躊躇してしまいますが、味はそれに反比例してます。

南米で食べたチリモヤと味や見た目はすごく似てるけれど、こちらの方が若干小さめです。

皮は柔らかく手でフルーツが割れます。

果肉は桃のまったり感と梨の爽やかな風味を足して二で割ったような味でとても甘くて美味しいのですが、これの難点は種がいっぱいで食べにくいことです。

 

あと手で食べると果肉のジュースで手が汚れます。

皮もうろこ状になってほぐれやすいので、実と分けるのがちょっと大変です。

網などでこして果肉をディップのような状態で食べる方法もあるらしいですが、そんな面倒な作法は旅先ではできるはずもなく、やはり手で割って、指を汚しながら食べるにつきます。

 

 

東南アジア トロピカルフルーツ スターアップル

そして最後はスターアップル。

切ったら星型になるあの黄色いスターフルーツとは混合しないように。

ミルクフルーツとも呼ばれ、まさにその名の通りミルキーな味わいの超極ウマなフルーツです。

味的には前述のシュガーアップルにとても似ています。

 

見た目は丸く、りんごくらいの大きさでタネが中央にあり、手にとるとジュースがどっしり入っている重量感があり、なかの果肉はとても柔らかくクリーミーでリッチです。

しかもシュガーアップルのようなタネだらけではないので、食べやすいです。

暑くて喉が乾いたとき、市場でこれを一つ買って食べると、糖分と水分が一気に補給されて元気回復すること間違いなしです。

 

 

東南アジア トロピカルフルーツ ローズアップル

アップルつながりの余談ですが、ローズアップルという名のフルーツもあります。

色は赤くピーマンのようなベル型なのですが、シャリシャリという独特な歯ごたえがあります。

りんごより皮や果肉がやわらかいので歯が丈夫ではない人にも比較的食べやすいです。

甘さはほんのりなのでフルーツに糖分を追求する人には物足りないかもしれません。

 

今回リストからは漏れましたが、このほかにもドラゴンフルーツ、マンゴー、パパイヤ、ココナッツフルーツなど、現地ならでは独特の旨味が感じられるというフルーツがたくさんあります。

逆に日本で馴染みのあるイチゴやリンゴは割と普通な味で、可もなく不可もなくという印象でした。

 

ということで、日本では高いし、なかなか味わうことのできないトロピカルフルーツ。

タイ、ラオス、ベトナム、カンボジアなどを訪れた際は、是非とも現地の市場へ足を運び堪能してください。

東南アジアのトロピカルフルーツ!【バナナ、ジャックフルーツ、ロンガン編】

東南アジア トロピカルフルーツ ストリートマーケット

旅行先ではストリートやマーケットでついつい現地の食べ物をチェックして試して見たくなりますよね。

東南アジアを旅行したら食べてみたいのは、なんといってもトロピカルフルーツ!

日本では高くてなかなか手が出ないフルーツも、現地では道端のマーケットなどで手軽に安価に手に入ります。

東南アジア トロピカルフルーツ ストリートマーケット

フルーツ丸ごと買うのは皮むいたりするのが面倒、という方はフルーツスムージーを購入するのも良いですね。

今回は現地だからこそ、味わえるオススメのフルーツ5選を紹介します。

 

 

東南アジア トロピカルフルーツ バナナ

まずはバナナ。

えっ、日本でも食べられるじゃん。

そんなの珍しくもない!と思いますよね。

私もそんな一人でした。

でも日本で食べるバナナと現地で食べるバナナの味は全然違います。

というか、まず品種が違います。

 

東南アジアでよく見るバナナは短く割ところりとしてて、皮が薄いので傷つきやすく輸出には向いていません。

日本で我々が食べているバナナは青いまま出荷されて、日本の倉庫に入れられてエチレンをふりかけ、いわば人工的に黄色くさせてから店頭に出します。

それに比べて、バナナの生産地である土地では木でしっかり熟されたバナナをもぎとってから、おばちゃんたちがストリートで売っているのですから、断然味に違いが出ます。

自然なふんわりとしたいやみのない甘みと、ホクホク柔らかな舌触りに心踊ります。

 

東南アジア トロピカルフルーツ バナナ

これ食べたらもう日本のあのバナナは食べられないやーーって思うはずです。

もちろん、帰国しても今や「市民のフルーツの王様」の地位を確立しつつあるバナナ食べるんですけどね。

やっぱりカンボジアやタイで食べたあの味とはぜんぜん違うわ~となってしまうのです。

 

東南アジア トロピカルフルーツ ジャックフルーツ

これも定番のトロピカルフルーツですね。

実は私最近まで、ドリアンとジャックフルーツの違いがよくわからなく、ストリートでジャックフルーツが売られていてもあの臭いの強烈なドリアンなんか食べれないや、とスルーしていました。

あまりに周りの人たちがよく買っている光景を目にし、しかもそれが美味しそうだったので、恐る恐る試して見たら、、、

 

なんたる美味だったこと!!!

 

「これドリアンだと思ってた。」

「ああ、確かにブツブツして似てるよね。ジャックの方が実は大きいけどね。臭みも少し似てるかもー。」と、私にジャックフルーツを勧めた名も知らない旅行者さんはいってたけど、個人的にはそんなに臭みは感じず、果肉にソフトな弾力性があり、食べやすい味でした。

東南アジア トロピカルフルーツ ジャックフルーツ

バナナの木と同様、家や店の庭などによく見られます。

 

東南アジア トロピカルフルーツ ロンガン

ロンガンは竜の眼と書いて竜眼(リュウガン)とも呼ばれてます。

ライチやランブータンに似た(同じムクロジ科)小さな茶色い実のやつですね。

でもライチに比べ、ロンガンの認知度は日本では低い気がします。

アイスクリームや清涼飲料水でライチ味はあってもロンガン味ってないですしね。

 

味はぶどうなどに近いかなという気がします。

実際ブドウのように鈴なりに実がなります。

こちらも甘くて、スッキリした味わいの中に高貴な香りで、何個でもホクホクいけそうな気がします。

熟した状態の皮はちょっと硬く乾燥しているので、パリンと皮を壊して中の乳白色の果実を食べます。

真ん中の種が結構大きいので気をつけてください。

 

続きは後編で!

タイの古都アユタヤで寺院巡り【ワット・マハータート必見!】

タイ アユタヤ ワット・マハータート

タイのバンコクからバスで約2時間で行くことのできる古都・アユタヤ。

バンコクからの日帰りで十分満足できます。

そこで今回はアユタヤの見どころをご紹介いたします。

 

☆  ワット・マハータート

タイ アユタヤ ワット・マハータート

アユタヤと言えばこの寺院。

入場料は50バーツかかります。

高さ44メートルの仏塔があったとされていますが、ビルマ軍によって破壊されたと言われています。

頭部を落とされた仏像がそのまま残されており、悲惨さを物語っています。

この寺院の最大の見どころは、仏像の頭部と木が一体となったもの。

仏像の頭を取ってお金に変えようとした人達が警察に見つかって、木のそばに置いておいたら、このようになったらしいです。

神聖なものとされているので見るときは仏像の頭部と自分の頭が同じ高さになるようしゃがんでお参りをしましょう。

 

☆ ワット・プラ・シー・サンペット

タイ アユタヤ ワット・プラ・シー・サンペット

こちらもアユタヤを代表する見どころの1つです。

中へ入るのに50バーツかかります。

3基の巨大な仏塔が並んでいる光景は圧巻です。

これらの仏塔にはそれぞれに3人の王の遺骨が納められています。

 

☆ ワット・ローカヤースッター

タイ アユタヤ ワット・ローカヤースッター

ここは涅槃像で有名なところです。

無料で見ることができます。

本当はこの涅槃像を覆うように建物が建っていたらしいのですが、壊されてしまったそうです。

私が行ったときはオレンジの布がかけられていました。

時期によってかけられている布の色が違うみたいです。

ちなみにオレンジという色はピースフル(平和)を意味しているらしいです。

 

☆ ワット・プーカオ・トーン

タイ アユタヤ ワット・プーカオ・トーン

無料で見学することができます。

「黄金の山」という意味のこの寺院、この真っ白な仏塔が目を引きます。

この写真をよく見ていただくと分かりますが、実は仏塔の先が少し斜めに傾いてしまっています。

私が行ったときは工事中で階段をのぼることができませんでしたが、普段はのぼることができるそう。

最上段からはアユタヤの街を一望することができるスポットになっています。

 

さていかがだったでしょうか。

アユタヤは戦争の傷跡が色濃く残っている地域です。

またとても暑いです。

 

自転車を借りて寺院を周ることも可能ですが、体力や暑さへの耐性がないときついと感じました。

アユタヤを周るにはトゥクトゥクやタクシーなどをチャーターするか、タイ現地や日本の旅行会社のオプショナルツアーとして行くことをお勧めします。

特に今回紹介した場所はアユタヤのハイライトなのでどの旅行会社のツアーでも回ることができると思います。

是非バンコクを訪れた際には、1日アユタヤに羽を伸ばしに行ってみてください。

ベトナム、ダラットの観光名所「クレイジーハウス」に行こう!

ベトナム ダラット クレイジーハウス

ベトナムの高原の避暑地ダラットは東洋のパリと言われるだけあって、フレンチコロニアル時代のヨーロッパ風のスタイルの建物がを街のあちこちに見られます。

 

そんなフレンチな雰囲気のダラットで異彩を放つ、個性的な建物といえば、観光名所としても有名な「クレイジーハウス」。

 

ベトナム ダラット クレイジーハウス

 

実はここ、行く前はあまり期待してなかったのですが、思いの外楽しめた観光スポットでした。

市街からちょっと離れたところにある女性建築家ダン·ヴェト·ガーによる超個性的な建造物で、元は1990年にホテルとして開業してハン·ガー·ゲストハウスという名でも知られています。

その建物は奇妙極まりなく、巨木の幹に窓の穴が空き、まるで枝が触手のごとくはびこっているようで、細部に渡り装飾が凝っていて、独特の世界観があります。

 

 

ベトナム ダラット クレイジーハウス

まるでガウディの曲線美とダリのシュルレアリスムをテーマにしたワンダーランドです。

ディズニーランドをガウディとダリに監修させたらきっとこんな感じになるのでは。

ガウディの建築物が女性の子宮を表現しているというように、ガーの建物も奇妙で奇怪な生命を表現しているような気がします。

自然や動物が複雑に交わり、独特の宇宙観を形成しているように感じます。

 

 

ベトナム ダラット クレイジーハウス

館内は広く、それぞれのエリアで塔があります。

階段を登ったり、洞窟のような道を通ったり、一方通行ではなく道があちこちわかれ、歩くたびに、視界に広がる建物の角度や景色が変わり、視覚を刺激してくれます。

なんだか迷路を探索しているような気分になります。

 

そして小高い丘に位置しているので階段を登った屋上からはダラットの市内がパノラマで見渡せます。

 

ベトナム ダラット クレイジーハウス

 

人気スポットのようでロシア人の団体客がきてました。

観光客は皆色々な角度から写真を撮りまくってます。

私も最初は1時間くらいで見終わると思ったのですが、不思議な空間をぐるぐる楽しく回って写真を撮っているうちに、気がつけば3時間くらい居座ってました。

 

訪れたらバランス感覚を失うような歪んだ曲線美に、視覚と脳を刺激され、日現実な雰囲気に陥ること間違いなし。

建物の窓や、屋上から外を覗くと、離れたあちこちの塔に親指大の小さな観光客が見えるのがまた楽しいのです。

あそこまでどうやって行くんだろうと、入り組んだ道を探しながら館内を回遊するのがこのスポットの醍醐味です。

 

クレイジーハウスは、実はまだ建設中というか増設中なのです。

私が訪れた2018年の2月は、水中庭園のようなエリアがまさに建設中でした。

 

ベトナム ダラット クレイジーハウス

海底の世界アトランティカのような雰囲気で、まさにディズニーのリトルマーメイドの世界観を醸し出してます。

ダラット観光の際はぜひ、クレイジーハウスに立ち寄って見てください。

このエリアが完成しているかも。。。?

 

 

そしておまけになりますが、ダラットにある個性的な建物をもう一つ紹介します。

それは、湖畔沿いにあるグリーンとイエローのガラス張りの建物DOHA cafeです。

 

ベトナム ダラット DOHA caf

まるで温室のような佇まいですが、外装がチューリップ型というか、アーティチョークのような形です。

湖畔沿いにあるのですぐ見つかります。

奇妙な形は遠くからも目立ち、最初は美術館か何かなのかな?と思ったらカフェでした。

 

ベトナム ダラット DOHA cafe

室内は解放的な空間でガラス張りのカフェから湖畔や緑を眺め、コーヒーなど飲みながらゆっくりときを過ごせます。

ガラスが黄色と緑なので、室内にいると光が蛍光色っぽい感じなるんですね。

外を眺めるのもいいですが、色付きのガラス越しから光を受けたインテリアの柱や、幾何学的な曲線の天井を見ているだけでも目の保養になります。

 

BigCというスーパーのすぐ近くにありますので、カフェを訪れたついでに地元のスーパーで食材や日用品、土産物などをゲットしてはどうでしょう。

 

チェンマイ観光、ワット・チェーディー・ルアンなどの名所を巡る【タイ】

タイ チェンマイ ワット・プラ・タート・ドーイ・ステープ

みなさんチェンマイという都市はご存知でしょうか。

タイ北部にある美しい古都であり、バンコクに次ぎ第二の観光都市とされている場所です。

今回はチェンマイを訪れた私が是非お勧めしたいスポットを5つ紹介いたします!

 

☆ ワット・チェーディー・ルアン

 

タイ チェンマイ ワット・チェーディー・ルアン

私がチェンマイを旅していて一番気に入った寺院です。

巨大な仏塔に感動しました。

隣にはひっそりとした雰囲気のワット・パンタオが建っており、そちらもついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

☆ ワット・スアン・ドーク

タイ チェンマイ ワットスアンドーク

白い仏塔の中に一つだけ金の仏塔がある景色は圧巻です。

 

☆ ワット・プラ・タート・ドーイ・ステープ

タイ チェンマイ ワット・プラ・タート・ドーイ・ステープ

山の頂上にある寺院のため、旧市街からはソンテオやトゥクトゥクと呼ばれるタクシー等で行くことをお勧めします。

美しい金色の仏塔が建っており、多くの地元の方々も参拝しに訪れている神聖な場所でした。

また晴れていれば、この寺院からチェンマイの街を一望できます。

 

☆ メーサー・エレファント・キャンプ

タイ チェンマイ メーサー・エレファント・キャンプ

こちらは旧市街から離れているのでタクシーか、オプショナルツアー等で行くことをお勧めします。

象が絵を描くパフォーマンスやサッカーをする様子などのショーを見ることができます。

象に帽子をかぶせてもらったり、象に乗って園内を回ることも可能です。

象に乗る体験は日本ではなかなかできないので、ぜひタイで挑戦してみましょう!

意外と高く、歩くたびに揺れるのでしっかりと手すりにつかまりましょう!

 

☆ タイガーキングダム

タイ チェンマイ タイガーキングダム

こちらも旧市街から離れているのでタクシーか、オプショナルツアー等で行くことをお勧めします。

ここは、その名の通り虎と触れ合うことのできる施設です。

受付けで、触れ合うことのできる虎の種類を選択します。

この種類によって料金が異なります。

 

私が訪れたときは、子供の虎、大人の虎、ホワイトタイガーの赤ちゃん、ライオンなどがいました。

訪れたときによって種類は変わるかもしれませんが、大体このようなラインナップです。

私は料金の安い子供の虎を選択しましたが、子供といっても虎の迫力はものすごく、十分スリルと感動を味わえました。

虎のしっぽや体を触ったり、至近距離で写真撮影できます。周りにはたくさんの従業員さんがいるので安心です。

 

さていかがだったでしょうか。

バンコクに続いて寺院も多く、観光名所たっぷりのチェンマイ。

古都の雰囲気やゆっくりと時間を過ごしたい方、そしてたくさんの動物と触れ合いたい方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

バイクで巡るコピルアックが飲めるダラットのコーヒー農園と滝ツアー

ベトナム ダラット ポンガーフォールズ

さて、前回、ベトナムの花と愛の都市、ダラットの町歩きの紹介をしました。

ロマンチックな気分に浸りながら市街をゆっくり散歩したりカフェでのんびりするのもダラットの一つの楽しみ方ですが、もっと自然を満喫したいなら、私のオススメはなんと言っても郊外の滝や地元のコーヒー農園をオートバイで巡ることです。

 

ダラット コーヒー農園 バイク巡り

 

とは言っても私、バイクの運転には全く自信がなく、バイクをレンタルするのは気が引けたので、今回は地元の旅行会社のスタッフに運転手兼ガイドを1日プライベートで手配しました。

団体ツアーの参加でもいいのですが、日程の関係上どうしてもエレファントフォールズとポンガーフォールズの二つの滝を1日でまわりたかったんです。

しかし残念ながら、団体ツアーには二つの滝がセットになったものはなかったのです。。。

たまたま、宿の向かいに旅行会社があったので、そこでプライベートのモータサイクルツアーを申込ました。

 

ダラット モーターサイクルツアー フラワーガーデン

ツアーの始まりは、まずはフラワーガーデンへ。

今時期は旧正月用テトに供える花の栽培で忙しいそうです。

それからWeaselのコーヒー農園へ。

バイクを飛ばす道中、白い花をつけたコーヒーの木が道沿いに見えます。

バイクを停めてコーヒーの木を近くで観賞。

 

今回は観光名所の大きなコーヒー農園は避けて、こじんまりとした農園へ連れていかれました。

観光客なんと私一人です。

まさにプライベートツアー。

 

ダラット コーヒー農園 コピルアック

Weaselとはジャコウ猫のこと。

コピルアックと言った方がピンとくる方が多いのではないでしょうか。

 

そう、あの高価で有名な小動物のう○ちからできるコーヒー豆です。

きたなーい、って思うかもしれませんが、実際見せてもらった乾燥させたジャコウ猫の排出物の塊は、ほんのりと木の実が発酵したような香りがするだけです。

コーヒーの収穫時期に合わせて、猫たちは体をクリーンにするため、コーヒーの実以外の餌は食べないそうです。

なので不純物もほとんど出ないとか。

 

早速、試飲しましたが、一杯のコーヒーの値段は、なんと500円でございます。

日本だとそんなもんじゃない?って思うかもしれませんが、普通のベトナムコーヒーは百円以下で飲めますから、かなり高級です。

 

コーヒーの味はなんとも複雑です。

コーヒーの独特の香りと苦味や酸味に何か別のものが色々組み合わさったようなものを舌や嗅覚が刺激する感じです。

発酵したものってこんなものなのでしょうか。

興味深い味でした。

 

私は割と好きですが、これに毎回500円出して飲むかというと、うーん、一度だけの体験でいいのかなと思いました。

お土産の豆を勧められましたが、コーヒー10杯分くらいの量で3000円くらいするので、とてもじゃないけど無理。

 

そして、メインの滝巡りへ。

冬で乾期で水量が少ないと聞いていたので正直、滝自体はあまり期待していなかったのですがなかなか、堪能できました。

 

エレファントフォールズは入り口から少し歩いて下降したところに滝が見えます。

しぶきがかかってきます。

水量がまあまあでしたが、時期的なものか濁りのある水で色的にはあまり美しくなかったです。

エレファントフォールズ

 

そしてポンガーフォールズ、横にワイドな滝壺なので写真に収まり切りません。

滝の前方の岩はすでに写真を撮っている韓国人若者グループがいました。

私も登って順番でパチリ。

ベトナム ダラット ポンガーフォールズ

きっと水量は雨季の方があるのでしょうが、水量が少ないので、段上になった岩肌が見えて、それはそれで十分綺麗で楽しめました。

滝の水の流れをじーっと見ていると心があわわれます。

 

バイクのツアーはダラットの涼しい風と自然の空気を生の肌で感じられるのでとても気持ちが良いです。

峠道を越えて行くと、景色や光の色がどんどん変わります。

途中、牛の群れにも出会いました。

ベトナム ダラット モータサイクルツアー

 

郊外ツアーでは、地元民の気取らない生活がちらりとではあるけれども、垣間見ることができます。

立ち寄った、きのこ園では子供達も仕事に勤しんでました。

ツアーに連れてくることで、多少のお金は彼らにも還元されているみたいですが、見たけりゃ勝手に見ていけという感じで、日本のようなおもてなし感はゼロです。

ベトナム ダラット キノコ園

 

少数民族の村にも立ち寄りました。

村では子供を産む女性の方が男性よりもステイタスが高いそう。

女が一家の主人的なのですね。

 

日が沈みかけると高原地帯のダラットは一気に寒くなるのでジャケットを持参すると良いと思います!

 

ベトナムの避暑地!ダラットを散策【スンフーン湖編】

ベトナム ダラット 避暑地

ベトナムの定番観光都市といえばホーチミンやハノイですが、実はあまり知られていなくても素晴らしい都市が多々あります。

オートバイや車の排気ガスや騒音、人々でごった返した都会の喧騒、ねっとり肌にへばりつくような熱気、そんな定番ベトナムからエスケープしてちょっとクールダウンしたい、という方にはダラットを訪ねることをオススメします。

 

 

ベトナム ダラット 避暑地

ダラットはベトナムの地元っ子のハネムーンや避暑地として人気の都市でホーチミンからバスで7時間ほど北へ行った地域にあります。

ホーチミンから移動すると、まずその気候の違いに驚きます。

熱帯モンスーン気候のホーチミンと違い、その涼しいカラリとした空気はまさに高原の気候。

2月の夜は人々はダウンジャケットや厚手のコートをきて手袋をしてたりして、ベトナムにも冬があったんだと思わず感心してしまいます。

 

街はあちこち花で彩られ、雰囲気の良いカフェやレストランがあり、独特の懐かしい情緒を醸し出しています。

そんなレトロ感の漂うダラットの街歩きで抑えたいスポットは湖畔エリアです。

 

ベトナム ダラット スンフーン湖

スワンボートが浮かんでいる人工湖であるスンフーン湖の向こうにエッフェル塔を模したようなタワーが見えて、まさにプチパリの景色。

カップルとロマンチックに過ごすには人気の都市というのも頷けます。

 

でもどこか野暮ったいというか、「愛」の演出がベタなんですね。

それが随所に感じられるのは、花のアーチや白いベンチ、観光用の馬車サービスなどです。

馬車はなんだかシンデレラと白雪姫をミックスしたかのようなデザイン。

ベトナム ダラット スンフーン湖

 

また「愛の谷」とか「愛の迷宮」とか観光名所に「愛」が恥ずかしげもなくついているのは、ちょっと照れてしまいます。

いい意味で、磨ききれてない田舎臭さがダラットの良いところだなと個人的には思います。

きっと戦後の50−70年代の日本のカップルたちも軽井沢なんかでこんなベタな雰囲気のハネムーンを楽しんだに違いいない!

 

 

ベトナム ダラット スンフーン湖

湖畔は昼の散歩も美しいですが、夜景のイルミネーションがロマンチックです。

周辺のホテルもこれまた近代的な高層建築などではなく、ヴィラ風やリゾート風のホテルなのです。

 

 

ベトナム ダラット パレス ヘリテージ ホテル

湖畔の丘の上にあるダラット パレス ヘリテージ ホテルは美しく広い庭園があって湖を見下ろせます。

クラシックカーのタクシーサービスや、フレンチコロニアル風の調度品や螺旋の階段などのインテリアもエレガントです。

 

 

ベトナム ダラット ダラット市場

湖畔のほど近くにあるダラット市場はロータリーエリアにあって定番の観光スポット。

昼間も良いのですが、何と言ってもナイトマーケットの開催される夜が賑わってオススメです。

季節の花、野菜や果物、奥へ行けば洋服や雑貨、土産物なども売っています。

時期的なものなのかストロベリーの出店をよく見かけました。

 

ベトナム ダラット ベトナム風ピザ

もちろんストリートフードも。

このお好み焼き風の薄いクレープ状のもの、ベトナム風ピザというらしいです。

 

ダラット市街の不思議な魅力は、ロマンチックをテーマに「作られた感」があるということです。

植民地時代にフランス人に「開発」されたから当然なのですが、その雰囲気を現代に合わせモダンテイストにするのではなく、あえてそのまま。

だからなんとなく街全体に古ぼけた感が漂い、少し前の時代にタイムスリップしたような気分になります。

 

うーん、もしかしたら外国人が函館や神戸を訪れたら、似たような違和感を感じるのでしょうか。

ダラットの良さは私は市街よりも、少し離れた郊外にあると思っていますが、その話は次回ご紹介させていただいます。

【ベトナム】旧正月テト「Tết」の時期にハノイを訪れてはいけない理由

ベトナム ハノイ 旧正月テト

前回、南のホーチミンの大渋滞について紹介しましたが、北のハノイもこれまた交通麻痺で有名なベトナムの大都市の一つです。

「どっちがひどい渋滞だと思う?」ってよく比較のネタになるんですが、私の独断と経験上だけで言わせてもらえば、間違いなくホーチミンです。

なぜなら、私はハノイに滞在したのは正月休みのシーズンだったので街は異様に閑散としてたし、ホーチミンで嫌という程味わった、道路へ横断する際のあのストレスは皆無だったからです。

そんなわけで、今回は旧正月のハノイの事情を紹介します。

 

日本では新暦の1月1日にお正月を祝うことになって久しいですが、中国をはじめ、旧正月にお祝いをする国は10カ国くらいあります。

2月になると中国人観光客が旧正月(春節)のホリデーを利用して日本を訪れ、爆買いしてる姿を見かけますね。

ベトナムも中国文化の影響を受けている国なので、旧正月を盛大に祝います。

ベトナムでは旧正月はテト「Tết」と呼ばれ全国が長い祝日となります。

人々はテトに向けて里帰りしたり、特別な料理をこしらえたり、お供え物を買ったり、家の掃除をして正月の飾り物をしたりと町中が何かと師走ムードです。

背の高さ以上もある金柑の大きな鉢に入った木を運ぶバイカーたちもよく見かけます。

 

ベトナム ハノイ 旧正月テト

街が正月用の桃や金柑、黄色の花々や赤い飾りで彩られている様を見るのは楽しいです。

ですが、実は観光客にとってはこの時期に旅行するのは何かと面倒です。

何しろホリデーシーズンで帰京する人たちが多いため、交通手段は混むし、しかも値段が跳ね上がります。

バスやタクシーを予約しても、なぜか通常より割高。

なんで?って聞くと「テトだからね」とのこと。

地元民率90%のローカルなカフェのベトナムコーヒーですら、なぜか値段が5割高に。

「あれ、昨日は同じコーヒー1万8千ドンだったけど?」って聞いたら、「テト料金なのよ」だって。

テトの最中に営業してやってるんだから割増料金くらい請求させろってことでしょうか。

まあ、80円くらいのコーヒーが120円くらいになってるのはいいんですけどね。

 

でもまだ営業している店があるのはありがたいことで、この時期は多くの店やレストラン、博物館、観光スポットがクローズし、観光客にとっては困り者です。

旧正月の前日、大晦日には「さて行くとこないし、何しようかな」ってな感じになります。

この日はホーチミン廟へ行ってみたのですが、本館や周辺の博物館は残念ながら休館日。

ただ外観からですが、白い制服の警備兵達の行進は拝むことができました。

ベトナム ハノイ 旧正月テト

 

オープンしていたのは周辺の無料で入れる一柱寺くらいでした。

他に行くところがないせいか、観光客が中へ入ろうと順番待ちです。

ベトナム ハノイ 旧正月テト

 

文廟(孔子廟)も休みでしたが、道路を挟んで向かいの施設でテト用のイベントが行われていました。

正月用の飾り物や食べ物などが売られています。

お供え用の丸いスイカに可愛らしいデザインのレリーフが刻まれています。

縁起の良いモチーフや春節を祝う言葉が書かれてあるようです。

ベトナム ハノイ 旧正月テト

 

書道の即時販売も。

書家がその場で客の希望する文字を紙に綴り売っていました。

外国人観光客も興味津々。

ベトナム ハノイ 旧正月テト

 

生きた鶏なんかもケージに入ってます。

子供達ツンツンして遊んでますが、この鶏は君らのお母さんにその後さばかれちゃうんだよ~、なーんて。

ベトナム ハノイ 旧正月テト

 

翌日の元旦の朝はやく空港へ移動だったのですが、当然バスなどはお休みなので、タクシーで移動しました。

華々しく新年を迎えた祭り後の街はゴミが散らばって閑散としてました。

もしかしたら、この日のこの時間帯が大都市ハノイの一番静かな時なのかもしれません。

そう考えると逆にこの不便さも貴重かもしれません。

【世界最後の秘境】フィリピン、パラワン島エルニドの薬局事情

フィリピン パラワン島 エルニド

GWはみなさんどのようにお過ごしになられたでしょうか?

 

私は彼と念願だった【世界最後の秘境】と呼ばれる、フィリピン パラワン島にあるエルニドへ行って来ました。

東南アジアの滞在経験もあり様々な場所を訪れてきたため、「秘境といえど手慣れた」もの、と思っていましたが、今回はとても勉強になった出来事がありました。

 フィリピン パラワン島 エルニド

 

エルニドはフィリピンのパラワン島北西部に位置する町です。

世界最後の秘境と呼ばれているだけあって都会ではありませんが、レストランやバー、露店等が立ち並び、町は観光客で一日中にぎわっています。

また透明度の高い美しい海に囲まれており、アイランドホッピングツアーやシュノーケリング、スキューバダイビングなどを楽しめます。

私たちもアイランドホッピングやシュノーケリング、ビーチでの日光浴、バイクをレンタルして秘境の中のさらに秘境を探したりと毎日を楽しんで過ごしていました。

 

4日ほど経ったある日のこと、夜中になんだかうめき音が聞こえる・・・!と思ったら彼がトイレにこもっているではありませんか。

東南アジアといえば旅慣れた方は、氷の入っている飲み物は極力避けるもしくは抜く、ビンや缶の飲み口は拭いてから飲む、お皿やテーブル、フォークなどは綺麗かどうか確認する、というのはご存知だと思います。

私たちも食事や飲み物を飲む際には十分に気を付けていましたが、どうやら運悪く何かにあたってしまったようでした。

フィリピン パラワン島 エルニド

 

朝になるまで彼の調子を見ていましたが、病院へ連れていった方がいいのではないか、と思うほど調子が悪そうです。

街中をこの数日でうろうろし尽していましたが、近くに病院の看板やマーク、それらしき建物は全く見かけませんでした。

フィリピン パラワン島 エルニド

 

さてどうしよう・・・。

あ!そういえばPhermacy(薬局)は何店舗か見かけたな、と思い薬を買いに行くことにしました。

ついていないことに、毎日ピーカンだったのにその日は台風が直撃したのかと思うほどの大雨で、ホテルのバスタオルを頭からかぶりながら薬局へ猛ダッシュ。

 

薬局には薬剤師と思われるお姉さんが2人おり、症状を英語で伝えました。

しかしこのお姉さんたち、あまり英語が伝わらない。

彼は薬にアレルギーがあるため、確実に伝わっているかを確認しなければなりません。

スマホに入っている翻訳アプリを使い、「夜中から嘔吐と下痢を繰り返しているの」と伝えると、棚にたくさん並べてあるタッパーの中から錠剤を出して見せ、「何錠ほしいの?」と聞かれました。

東南アジアの薬局にいくと、大体このような質問をされます。

症状にあった薬を見繕ってくれ、1錠がいくらなのかを説明してくれます。

1日に何回飲むかを説明してくれるので自分で何回分欲しいかを伝えます。

3日分を購入することにしました。

そして「下痢にはこの薬が効くわよ!」と見せてくれた何やら無色透明の液体の入ったチューブをおすすめしてくれました。

フィリピン パラワン島 エルニド

 

私が「この薬は座薬のように使うの?」と聞くと「イエス!」と言うお姉さん。

念のためジェスチャーも交えて大雨の中、おしりから薬を入れる身振り手振りをする私・・・()

3度ほど確認したところで確信をもってホテルへ帰り、彼に飲み薬と座薬らしきもの?を使うよう促すと、「絶対に座薬じゃない!」と疑い使いたがりません。

メーカーと薬の名前がチューブに印字されていたのでインターネットで調べてみると、口から飲む薬ではありませんか・・・!

鋭い予感があたり、「助かった!」という表情の彼。

正しく薬を飲んだ後からはみるみる体調は回復し、元気になったのでした。

 

今の時代インターネットでなんでも調べられますね。

今回はスマホがあって本当に助かったと思いました。

そして今後は使い慣れた薬や物を必ず持っていこう、と心に決めた私たちだったのでした。

 

中国高鉄(CRH)は一等席がお得です。Trip.comで事前予約を!

中国CRH ビジネス席

今回は上海から浙江省~広東省まで中国の新幹線CRHで移動した時のお話です。

浙江省~広東省の高鉄CRHは一部、東シナ海側を走ります。

 

最近は絶対に下記で事前に予約するようにしてます。

https://jp.trip.com/

前はCtripという予約サイトだったのが今はTrip.comというサイト名に変わっています。

 

パスポートを提示すれば現地でもCRHの切符を買うことができますが、

できるだけTrip.comで予約しておいた方がいいです。

 

理由はまず、予約がすぐに埋まってしまって当日だと買えないことがあります。

それと、最大の理由は、切符売り場で並んでると順番を抜かすやつが多い!

特に地方都市の切符売り場はマナーが悪い人が多くて、

日本のパスポートを持ってると、

 

「お前、外国人だから時間かかるだろ?

俺は中国人だからすぐ終わる。先にいかせろ!」

と、言ってきます。

(多分、そう言ってると思う。)

 

中国CRH 切符売り場

 

なので、できるだけ、都市部の空いている切符売り場で、乗車するすべてのCRHの切符を事前に受け取っておいた方が楽です。

また、Trip.comはクレジットカードも使えるので支払いも楽です。

切符売り場ではTrip.comからきた発券確認メールとパスポートを見せれば簡単に切符を受け取れます。

ってことで、Trip.comの予約システムはかなり重宝するのです。

 

ただし、こんな便利なTrip.comも注意点があります。

まず、予約した列車を変更することはできず、どうしても変更する場合は、購入した切符を一旦キャンセルすることになります。

そのキャンセル料が細かく設定されており、

引用:

乗車日15日前まで(15日目は含まない)のきっぷ払戻には、手数料は無料。
乗車日15日前~発車時刻の49時間前までにキャンセルすると、きっぷ1枚に対し5%の払戻手数料がかかる。(最低CNY2元)。
発車時刻の49時間前~25時間前までは、きっぷ1枚に対し10%の払戻手数料がかかる。
発車時刻の25時間前以内になると、きっぷ1枚に対し20%の払戻手数料がかかる。

ということなので買う時は十分にご注意を。

 

それと、中国CRHにも二等席、一等席、プレミアム席、ビジネス席とありますが、私は一等席を勧めします。

日本のグリーン車にあたるのがビジネス席で、二等席の倍ぐらいの料金がかかります。

ところが一等席は二等席に比べて3割増しぐらいの料金です。

それで、運が良ければ、

中国CRH ビジネス席

中国CRH 一等席

これはプレミア席?

何故か一等席で予約したのにビジネス席クラスのシートになってました。

ビジネス席が空いてたら一等席の予約の早い順に座らせてくれるのかもしれないですね。

 

おかげでとっても仕事がはかどりました。

別の日で同じ一等席を予約した時は二等席よりはちょっと広い普通の一等席でした。

ま、こんなことに拘らない人は二等席でも十分快適に座れますが、

二等席が一番人気があるので売り切れていることが多いです。

その時、一等席を予約するのに迷ったらこの記事を参考にしていただければ嬉しいです。

ってことで、今回は中国高鉄CRHのお話しでした。